アート?ビジネスという、独自の経営スタイルを提唱しているビジネス・コンサルティング会社。2013年12月8日にマザーズ上場。
幅広い産業を対象とし、各分野ごとに専門コンサルタントがチームを形成。
顧客のニーズに合わせて、多岐におよぶマネジメントスキルを最大限に生かせる組織編成となっています。
そしてシグマクシスが提唱する、アートとビジネスの融合に着目したいと思います。
そもそも、わが国ではビジネスに関する明確な教育体制が整っておらず、まともな社員研修を行っていないような企業も見られます。
企業としてのビジョンも不明瞭で経営理念も一貫性に欠け、相変わらず年功序列や人間関係ばかりが表面化している体制。
ビジネスを本格的に学ぶには、英語を勉強してMBA留学…という現状。
そこへ一石を投じるのが、いわば『破壊的イノベーション』や『パラダイム・シフト』といった抜本的な改革です。
言葉にするのは簡単ですが、いざそれを具現化する事はなかなか難しいものです。
9年間の義務教育では一切教わらなかったような、柔軟な思考と多方面の視点が必要となり、今まで培ってきた固定的な観念を見直さなければならないからです。
もはや情報は氾濫し、何が正しいのかを判断するのは困難を極めています。
そんな現代日本の企業においては、まず従業員全員が共通した『明確なビジョン』を認識する事が重要ではないかと思います。
もちろん、モノの考え方は人それぞれであり、人によってはその『ビジョン』に価値を見いだせない事もあります。
シグマクシスの『ビジョン』としては、人財(=樹木)を育てながら、強い組織(=森)を創るというもの。
アートというとどこか難解なイメージになりがちですが、樹木や森林というのはいわば人間が根源的に抱く自然なイメージであり、うまくビジネスと結びつけることが出来れば強力なビジョンになり得ると思います。
株価としては、
PBR(一株あたりの純資産)が約12.85、PER(一株あたりの純利益)は23.69となっております。
最高値は1月9日の10,430円であり、現状は6000円~8000円周辺で拮抗しています。
特に今のところ材料とおぼしき情報はありませんが、ビジネス系のメディアに取り上げられる可能性は十分にあるかと思います。
リンク&モチベーション同様、こういった新たな取り組みを行っているコンサルティング会社は長期的な目で見たほうが良いかも知れません。
最近は何かと『エコロジー』や『緑化』といった環境保全運動が顕著に見られます。
このご時世、古い体制で淀んでいる組織にとっても『緑化』が必要とされているのではないでしょうか。