東証マザーズで昨年の12月21日に新規上場した、地盤解析専門企業。
地盤調査会社と住宅会社・施主との間に立ち、第三者としての公平な立場からアドバイスを行う『地盤セカンドオピニオン』を実施。
従来、地盤調査会社が地盤改良工事会社を兼ねている場合など、工事料金が必要以上に高額となってしまう恐れがあります。
もちろん、地盤は文字通り死活問題となりますので、例え過剰品質による高額料金であっても払わざるを得ない状況となり、結果的に施主の資産を切り崩すハメになります。
過剰品質のみならず、調査報告のモレや欠陥工事などのリスクも考えられます。
地盤セカンドオピニオンは、そういった地盤業界のグレーゾーンをしっかりと「見える化」し、住宅地盤の正しい知識を普及させる取り組みです。
地盤測定機の開発も手がけ、信頼性の高い地盤調査を行う「地盤安心住宅システム」や、住宅地盤専門家の資格である「地盤インスペクター」の養成講座など、インフラ・ナレッジ両面に力を注いでいます。
ここ最近、富士山の亀裂や浜松の土砂崩れなどがあいつぎ、地盤問題が浮上してきています。
4月26日からストップ高が続出しましたが、少し落ち着いてきた感があります。
ともあれ、地盤関連で唯一無二のソリューションサービスとして、今後も要注目であるのは間違いありません。
主な受賞歴は以下の通りです。
- 「JAPAN Venture Awards 2013」で住生活貢献特別賞を受賞
- 「デロイト トウシュ トーマツ リミテッド 日本テクノロジー Fast50」(業界の過去 3 年間の収益(売上高)成長率に基づいた成長企業 50 社のランキング)で2位受賞
- 「EOY 2012 Japan」(日本のアントレプレナーを国際的なステージに輩出する唯一の起業家表彰制度)でファイナリスト選出
なお、5/25に東京ビッグサイトで『緊急セミナー:消費税増税前の賢い住まいづくりの方法 ~住宅セカンドオピニオン~』を開催するもようです。参加費は無料なので、こちらも要チェックです。
追記:
4/27に発売された、雑誌『男の隠れ家』6月号にて、地盤ネットが紹介されておりました。
ページ数は少ないものの、図解で分かりやすい記事内容となっています。
やはり、紙媒体での露出は注目度が伺い知れます。
5/30追記:
5月14日(火)に決算発表が行なわれ、4期連続で最高益更新となりました。
これを受けて翌日(5/15)の株価は6,040円まで上がりました。
過熱が冷めてきた5月27日(月)に、東証がこの銘柄に対する信用取引の臨時措置(委託保証金率を50%以上[うち現金20%以上]とする)を解除すると発表。
これが好材料となり、再び反発をしてきています。