Lineマンガのリリースもあり、次々と新たなサービスが世間をにぎわせている電子書籍業界。
オンライン電子書籍ショップの筆頭とも言えるイーブックイニシアティブジャパン(3658)も、いい感じに上昇しております。
今回、当サイトで取り上げるのは、イーブックと並んで電子書籍ショップの老舗とも言える『パピレス』。
早くから電子書籍のレンタル等、独自のサービスを展開しているものの、今一つイーブックに先を越されている感が否めません。
昨今は、YOUTUBEやニコニコ動画といった、ユーザー参加型WEBサービスが大変な旺盛を見せています。
こういったユーザー参加型コンテンツは別名CGM(コンシューマー・ジェネレイテッド・メディア)と呼ばれ、WEB業界において非常に重要視されているビジネスモデルです。
TVや新聞といった受動的なメディアから、コンシューマー(消費者)が積極的に配信する側にもなる能動的なメディアへと、時代の流れがシフトしてきています。
コンビニエンスストアで、ニコニコ動画の一般投稿作品をモチーフにしたコラボレーション商品が販売される等、CGMの影響力は日々強まっている感があります。
今月末に幕張で第4回『ニコニコ学会βシンポジウム』が開催されますが、この『ニコニコ学会』はまさにこのCGMの可能性を、一般参加者と一緒に考えていくというムーブメントです。
そんなわけで今回スマホ・タブレット対応となった「upppi」が今後、『電子書籍+CGM』というスタイルを広く認知させ、一時期はやった『ケータイ小説』ならぬ『スマホ小説』として再びトレンドを巻き起こすのか…?
5/30追記:
5月14日(火)に決算を発表したところ、株価が急激に落ち込みました。業績はそれほど悪くないのですが、まさかのストップ安。一部の投資家からは「仕手銘柄ではないか?」という憶測も飛び出しています。いずれにせよ、今が底値かと思われます。