大きく上昇する銘柄を聞いても、利益を出せなければ意味はありません。せっかく何年もかけて自分で築きあげてきた投資手法を、短期で上昇する株を手掛けたがうえに、台無しにしてしまうことは良くあることです。プロでも大きな利益に溺れてしまうのですから、個人ではなおさらでしょう。個別銘柄の高値、安値で買った売ったを問題にするのではなく、年間でどれだけの運用成績を残せたかを考えています。もちろん休む時も必要です。損切りも必要です。運用するために年間の計画や目標を立てることから始まります。相場に合わせて、投資比率や配分比率を変更していきます。そのためには面倒かもしれませんが、年初に立てた目標が1年を締めた時にどうなっているかを検証し、改善していかなければなりません。この面倒な作業をおこなうことで、着実な利益を生み出していきます。