絶対収益の追及のために常にベストな投資アイディアを提供する努力を続けており、中長期的な視点からのファンダメンタルズ分析に独自のテクニカル手法によるトレンド分析を加味、株価の波を収益につなげている。短期的な株式市場での需給動向やモメンタムも分析し機動的な助言を試み、客観的で合理的な判断を妨げる「心理的バイアス」を極力排除するため、ロスカット・ポイントの設定など、厳格なルールに従い投資判断を下している。
山一証券出身で個人・法人営業に従事した後、日興コーディアル証券と独立系フィナンシャルアドバイザー契約していた高橋直行氏(最高投資責任者)は「トレンドが変わったときにどのようにして損失を減らせるか」に重きを置き、「持つとそれにとらわれがちになので相場観は持たない」と述べている。
1日に約1500から1600銘柄のチャートを見て、その中で厳選した500銘柄を徹底的に分析して売買水準を設定しているという。
会社の実績としては2011年7月から2014年4月まで一般投資家を49人以下に限定した適格機関投資家特例業務で、富裕層の資金約5億円を運用していた。2年10ヶ月間の運用結果は手数料控除後で合計49.6%。シンガポールを拠点としている調査会社ユーリカヘッジによると、ヘッジファンドの日本市場での運用成績を示す同期間のユーリカヘッジ日本指数は28.9%だという。